にがり充てんとうふにがり充てんとうふ

にがり充てんとうふにがり充てんとうふ

コープきんき共同開発商品
にがり充てんとうふ
(北海道産大豆使用)

●宅配にて毎回企画
店舗にて取り扱い

誕生から40年。このおいしさはにがりのおかげ誕生から40年。このおいしさはにがりのおかげ

 そのまま食べる冷ややっこはもちろん、和洋中の料理の食材としても重宝する「コープ商品にがり充てんとうふ」。充てんとは、容器に豆乳と凝固剤を流しこみ密封すること。この容器ごと高温で温めることで豆腐が完成します。
 一般的な豆腐とは一線を画する製造方法の充てん豆腐。市場に登場したのは1970年代といわれています。一方、京都生協と、さとの雪食品が開発したにがり充てんとうふは1982年に登場。すでに流通していた充てん豆腐と、にがり充てんとうふとの最大の違いは、商品名にも冠されている「にがり」です。

豆腐業界の常識をくつがえした
工夫とサプライズの開発秘話

 「温めた豆乳に凝固剤を添加し、冷やし固めるのが豆腐の製造方法。使用する凝固剤によって、豆腐の味は大きく変わります。昔ながらのにがりは、天然の塩から取れる塩化マグネシウムを主成分とした凝固剤の一種です。大豆の風味や甘みを引き出すことができ、おいしい豆腐づくりには欠かせないものですが、温めた豆乳との凝固反応が早く、扱いが難しいんですよ」と、さとの雪食品の福永寿章さん。
 さかのぼること1980年代初頭。京都生協では、「昔ながらのにがりを使用したおいしい豆腐が食べたい」という組合員の声が上がっていました。「賞味期間1週間以上」「絹ごしタイプ」「消泡剤や品質改良剤などの添加物を使わないで」といった要望も。そこで、組合員の声に応え、「衛生的で、物流と共同購入の仕組みに対応できる品質」の豆腐が大量生産できるメーカーを模索。当時の豆腐業界にとって難題尽くしの商品開発を引き受けたのが、さとの雪食品でした。
 機械メーカー・四国化工機グループの豆腐部門として1973年に創業したさとの雪食品。四国化工機が開発した豆腐製造機を使い、大豆とにがりと水にこだわった豆腐を製造しています。
 にがり充てんとうふ開発の最難関は、にがりでした。実験と失敗を重ねる日々が続いたある時、捨てようとした冷めた豆乳に、たまたまにがりを添加したところ、凝固作用が緩やかになることを発見したそうです。また、医療用点滴から着想したにがり添加装置を自前で製作。豆乳ににがりを加える量やタイミングなど、絶妙な調整が可能になりました。

原料は、北海道産大豆と水とにがりだけ。洗浄・浸漬させた大豆に水を加えてすりつぶしたものが「生呉」。煮沸させてできた「煮呉」を、豆乳とおからに分離します

オートメーションで賞味期間16日
環境問題など追い風に

 およそ1年がかりで開発したにがり充てんとうふ。その製造工程は、四国化工機特製の機器によって人の手が触れることのないオートメーション化に成功。この製法によって、現在、製造日を含めて16日間の賞味期間を実現しています。
 また、2年前には原料の大豆を全て北海道産の、とよまさり系に変更。糖度が高く甘みのある豆腐に仕上がりました。「ただ、北海道産の大豆を使用すると豆腐がやわらかくなる傾向があるので、適度な固さとなめらかさになるよう、にがりの合わせ方はかなり工夫しています。ちなみに、大豆は季節によっても出来に差があるので、にがりの微調整は毎日欠かせません」と、さとの雪食品の塩谷元彦さん。
 こだわりと努力が生み出したにがり充てんとうふは、赤ちゃんから高齢の方まで家族みんなで味わえる逸品として愛されています。「親子3代にわたって愛用していますという話を聞くと、本当にうれしい。メーカー冥利に尽きます」と福永さんと塩谷さん。
 健康志向やフードロスへの関心の高まりから、にがり充てんとうふにブームの兆しも。何よりもおいしい豆腐は、食卓の必需品。にがりが生んだなめらかさをぜひご賞味ください。



季節を楽しむ
四季彩レシピ

とうふの豚肉巻き焼き

調理時間 約25分
【材料】(2人分)
  1. にがり充てんとうふ 300g、
  2. 豚バラ薄切り肉 8枚、
  3. ピーマン 1個、
  4. A=酒・しょうゆ 各大さじ1、砂糖・みりん・豆板醤 各小さじ1、
  5. 塩・こしょう・油 各適量
【作り方】
  1. 1. とうふはペーパータオルで包んで約10分おき、水切りをする。それぞれ4等分に切る。
  2. 2. ピーマンは種を除いて食べやすく切る。
  3. 3. 豚肉は塩、こしょうで下味をつけ、1に巻き付ける。
  4. 4. フライパンに油を熱し、2を焼いて取り出す。3を巻き終わりを下にして並べ入れ、全体に火が通るまで焼く。
  5. 5. 混ぜ合わせたAを加えてからめる。器に盛り、ピーマンを添える。
ページの先頭へ